無農薬抹茶　京都

日常的に抹茶を飲むことについて

お茶は薬として伝来した、精神と暮らしを潤してきた植物。

抹茶を日々の暮らしに取り入れることは、
単なる嗜好品としてではなく、心の安定、身体の健康として古来より親しまれてきました。

• カフェインが緩やかに働く構造。コーヒーのカフェインと違う。
  抹茶に含まれるカフェインは、茶のアミノ酸「L-テアニン」と共存することで、
  コーヒーのような急激な刺激ではなく、穏やかで持続的な集中に繋がると言われています。
  精神の安定・思考の明晰さ・落ち着いた判断にも寄り添いやすい。

• ゆっくりした立ち上がりと覚醒感
  茶のカフェインは、吸収が緩やかで「静かな目覚め」をサポートします。
  禅や武士の間で抹茶が重んじられてきた理由でもあります。

• 自然のリズムを取り戻す時間
  お湯を沸かし、茶筅を振り、茶を点てるその所作が、
  現代人の一息つくための小さな仕組みの時間になります。
  朝の一服は「今日の選択を静かに整える」。

こうしたいとなみの精神性と健康を、無理なく暮らしに取り込んでいただくための仕組みをご用意しています。

【私たちの抹茶について】

自然のリズムを大切にする生産者とともに歩みながら、
売上をその営みへ還元し、
未来の土と食を育てています。

茶は薬として伝来し千年以上にわたり、私たちの精神と暮らしを潤してきた植物です。

私たちはその古来の茶のまま、自然で全く農薬、除草剤を使わない栽培にこだわっています。

※近年、日本では有機栽培でも５０種類の農薬が認可され、除草剤なども使われているのが現状。

私たちは人と自然環境に配慮した生産を守る活動をしています。

茶の文化と美しい自然を守る活動、自然栽培の農家を増やす活動に寄与します。

※imum抹茶の売上は自然農法の生産者へと還元し、大地を守り、育てる活動に役立てています。

抹茶が世界的に注目を集めるなかで、
その流行の背後にある“本来の価値と本質”を知っていただけたら幸いです。

※茶の起源とは？

中国最古の薬物書『神農本草経（しんのうほんぞうきょう）』に遡ります。成立年代は定かではありませんが、一般的には紀元1～2世紀頃とされています。

平安の昔、遣唐使によってもたらされた茶は、当初は薬として伝わり、心を鎮め、身体を清めるものとして大切に扱われてきました。

「産土（うぶすな）」

日本に古来より伝わる言葉で、生まれた土地、すなわちその地を護る神聖なものを意味します。土地固有の風土・文化・純粋な自然の恵みに感謝し、その循環の中で共に生きる心を大切にすることを表しています。そのありのままの形を未来の私たちに繋げる活動をしています。

茶の精神性と味わい、今の時代へと昇華させ、皆さまへお届けできたら幸いです。

We walk alongside producers who honor the rhythms of nature,
reinvesting our revenue into their work
to help cultivate the soil and food of the future.

Tea first arrived in Japan as a medicine,
and for more than a thousand years
it has nourished both the spirit and the daily life of our people.

We are committed to preserving tea in its ancient form—
grown completely naturally, without pesticides or herbicides of any kind.

※Today in Japan, even certified organic farming allows the use of more than 50 approved pesticides,
and herbicides remain common practice.

We support agricultural practices that respect both people and the natural environment.
Through our work, we contribute to protecting tea culture,
preserving the beauty of our natural landscapes,
and increasing the number of farmers who practice natural cultivation.

The revenue from IMUM Matcha is reinvested into natural-cultivation producers,
supporting their efforts to protect and restore the earth.

As matcha gains global attention,
we hope people will look beyond the trend
and discover the true essence and value that lie behind it.

The Origin of Tea

The earliest record of tea as a medicinal plant appears in
Shennong Ben Cao Jing (The Divine Farmer’s Materia Medica)—
the oldest pharmacological text in China,
believed to have been compiled around the 1st or 2nd century CE.

In ancient Japan, tea was brought over by envoys to Tang China.
It was originally used as a medicine—
a substance to calm the mind and purify the body—
and was treated with great reverence.

“Ubusuna” — Spirit of the Native Land

Ubusuna is an ancient Japanese word referring to the sacred spirit of one’s birthplace—
the land that nurtures and protects us.
It embodies gratitude for the unique climate, culture,
and unaltered gifts of nature that exist in each region,
and the wish to live in harmony with that cycle.

This is the spirit we aim to carry forward into the future—
preserving the land exactly as it is,
for the generations who come after us.

We hope to share with you
the spiritual depth and profound flavor of tea,
reinterpreted for our time
and delivered with sincerity.